2010 December

Paris

   
 
 
長い友人のアートディレクターB氏から、コルビジェのロンシャンの教会に行ったとお土産を頂く。子供の頃からいつも写真を見ていたけれど20数年前に母と訪れた時の驚きと感激は忘れら れない。当時、礼拝堂のタピストリーは建築家、坂倉準三氏の奥様ユリさんによるもので、そんなことを懐かしく思う。B氏は三宅一生さんのお招きで日本を訪 れた時、私と一緒にユリ夫人とお会いしたので私のことを思い出して・・・と嬉しいエピソード。その頃はこんなグッズはなかったのでとても嬉しい。でももったいなくて火はともせないな・・・。

 

Paris

   
 
 
12月に入るとヴァカンス直前、それもノエルとあって何だか気忙しい。今年は所員の結婚式があるので早めに帰国するため、カフェにて猛然とPCを叩く私!家に戻ってもう一仕事、という時にイタリアから買って来た美しい色のロゼのプロセッコを。写真ではわかりにくいけれど、蛍光ピンクで何だか宇宙の飲み物みたい。

 

Paris

 
 
 
ノエルのイルミネーションが始まるといやがおうにも気分は年末。クリスマスのプレゼントを友人に送る。メイルもいいけれどやっぱり切手の貼られたクリスマスカードが嬉しいように、心を込めて包み紙の色を考えて、その人の好きそうな切手を選んでコラージュのように貼った小さな包みはきっと気持ちが伝わると信じている私。そしてそんな時間がとても好き。切手コラージュなんていう職業があったら!

 

Paris

   
 
 
12月に入ると皆ヴァカンス直前でパリに戻ってきているせいか、3日とおかず友人とそれもかなり濃いモノを頂く事に・・・。それは誰も同じようで「午後、ちょっとお茶にしない?」と友人のA嬢。どんなにダイエットしてもこの一ヶ月で全て戻る!・・・とは正に。日本茶と和菓子でおもてなし。でも、ちょっとシンプル過ぎたかしら?前の晩の濃い濃いチョコレートのタルトを思うと、のっぺらぼうのような感じ?

 

Paris

 
 
 
厳冬のパリから帰国すると、春のような東京!それだけでも嬉しいのに、お隣からゆずをたくさん頂く。事務所中がゆずの香りで外は晴天。本当に天国の気分。早速お料理に使いやすいように皮を小分けにして冷凍する、すっかり主婦の私。YUZUはフランス人も大好きなので、パリで茶碗蒸しに入れたり、おうどんに入れたりして友人を喜ばせよう・・・。

 

Paris

   
 
 
いよいよ所員のN君の結婚式。絶対に泣かない!と思っていたのに、不覚にもポロポロと涙をこぼして しまい我ながら涙腺の弱さが情けない・・・。お式も披露宴も素晴らしく、感動して疲れてしまう。頂いたお花をテーブルに飾ってしばしお茶。抑えた色調が彼 ららしく、昨晩のシーンを思い出してまた涙ぐんでしまう。

 

Paris

   
 
 
今日は我が家のクリスマスパーティー。30人以上の方がいらっしゃるので、全てセルフサービス。元所員のM嬢のご実家で採れた美しいおみかんたちも、ヴェトナムで買った巨大な銀の漆器に大盛りに飾る。おみかんとはいえ、スゴイ迫力!

 

Paris

   
 
 
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来年は本の出版も控え、作品のコーナーに置く小さな商標を兼ねたオブジェを作ろうと思う。試作は長いお付き合いのスガハラガラス工芸にお願いする。ガラスにどのような技法でネームを彫り込んで行くか、説明を伺う奥が深くて益々難しいけれど興味深い。サンプルがクリスマスに届いて何だかプレゼントを頂いたようでとて嬉しい!
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